ブライアン・クレブスを襲った史上最大級のDDoS攻撃 (2) 15万サイトを攻撃した「vDOS」の秘密を暴く |
「vDOS」が提供していたのは、表向きにはDDoS攻撃のストレステスト(いわゆる『stresser』)のサービスで、10Bbpsから50Gbps のUDPトラフィックに応じ、月額30ドルから200ドル(約3万円から20万円)の価格に分けられたパッケージ製品だった。より分かりやすく言うなら、「自分の環境がDDoS攻撃を受けたときの耐久性を確認するため、その環境に負荷テストを行うサービス」である。
しかし実際のところ、vDOSの顧客の多くは、それを「他者のサイトに対して、手軽にDDoS攻撃を仕掛けられる代行サービス(いわゆる『booter』)として愛用していた。
あまりにも杜撰では?