Mishima.pm #3というイベントが6/3(日)に開催されました。
主催の@dokechinさんが三島在住ということで、数年前から不定期的に開催されていまして、私は #0, #1, そして今回の #3 と、開催されるたびにできるだけ行こうと思っているpmの一つです。
今回の参加者は私を含めて4名。当日の様子は#mishimapmやtogetterにもまとまっていますので、そちらも併せてご覧いただけると雰囲気が伝わりやすいのではないでしょうか。
「Why people says “Perl is guilty”?」というタイトルで発表
こちらに発表スライドのMarkdownを置いてありますので、そのままご覧いただくか、reveal.jsで任意のテーマを当ててご覧ください。
この発表で言いたかったこと
かなりポエムっぽいことなのですが・・・
様々な言葉でPerlを貶める人はいるし、私も彼らの言っていることにも一定の理解を示します。確かに一部は事実でしょう。
しかしそれらは大抵、他の言語で鳴らしてきた人が、大して知りもしないPerlについて語っているだけではありませんか?少なくとも私にはそう見えます(私がPerlのすごい人かと言われると、そんなこともないんですけど)し、悲観的すぎるだろうと思います。
そんなことを気にするより、低い理解度でも自分の思った処理を書くことができることの方が大事だと思いますし、Perlにはそのためのツールセットが揃っているんだ、と言いたい。
実は覚えることがかなり少なくて良いので(例えば変数記号については$と@と%を理解できればひとまずOK)、まず書いてみて、足りないところの知識を補いながら少しづつ上達するのに向いている言語なんです。
斜に構えて100%理解した風に振る舞うより、まず手を動かして試すところからPerlを触ってみると、意外といいものだと思えますよ。
・・・スライドからは読み取れないでしょうけど、こんな感じのことを話しました。
コンテキストの観点でPerlを理解する
私の発表の前に@karupaneruraさんの発表内容が、Perlのコンテキストに関する話題に触れていました。
例えば$age = 100
というデータについて、
$age . "歳のおじいさん"
という文字列的な扱い$age + 1
という数値的な扱い
の両方を同じ変数に対して行えることは、コンテキストを意識することで、一見複雑に思える挙動を理解できるという感じの話でした。
似たようなことをやっている言語はLispやFORTHなどが挙げられます。
この考え方のメリット・デメリットについて書くと長くなるので別の機会に回しますが、Perlについての理解を深める視点として、非常に慧眼だなと感じました。